プレイするだけで稼げるNFTゲームを「始めてみたい!」と思う人は多いはず。
NFTゲームはタイトルにもよりますが、初心者でも簡単に始められます。
当記事では、話題のNFTゲームの具体的な始め方や、手軽に始められるNFTゲームを解説しています。
NFTゲームの始め方
NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)の始め方を解説します。
ゲームタイトルによっては細かい点が異なりますが、おおよそ同じ手順で始めることができます。
難解な専門用語も登場しますので、初心者にも分かりやすくかみ砕いて解説しています。
- 暗号資産取引所で口座開設する
- ウォレット(メタマスク)を作成する
- 取引所で仮想通貨を購入する
- 仮想通貨をウォレットに移動する
- NFTゲームにアカウント登録する
始め方の手順に従って、NFTゲームを経験してみましょう。
暗号資産取引所で口座開設する
NFTゲームでは、初期費用としてアセット(アイテム)を購入したり、取引で得た仮想通貨を受け取ったりする必要があります。
そのため、NFTゲームを始めるためには、必ず取引所で無料の口座開設しておかなくてはなりません。
また、NFTゲームをするのなら取引所は『コインチェック』がおすすめです。
理由として、コインチェックには取引所だけではなく、Coincheck NFTという独自のマーケットプレイスがあり、ここで特定のNFTゲームのアイテムを購入することができるからです。
取引所の口座開設では、申し込みから完了まで長くとも2、3日かかります。
なので口座開設が完了して仮想通貨が購入できるようになるまでの間、別の登録作業を進めてしまってOKです。
ウォレット(メタマスク)を作成する
取引所に口座開設の申し込みが済んだら、ウォレットを作成します。
ウォレットにも種類がありますが、代表的な『MetaMask(メタマスク)』をおすすめします。
メタマスクはNFTゲームのような分散型アプリケーションと連携して利用することができ、複数のゲームのトークンをまとめて管理できるため非常に使い勝手が良いです。
iPhoneやandroidの方はスマホアプリを、PCの方はブラウザのアドオン(拡張機能)をインストールすることで利用できます。
メタマスクのウォレットアカウント登録方法については『メタマスクの使い方』の記事で画像付きで手順を解説しています。併せてご覧ください。
取引所で仮想通貨を購入する
暗号資産取引所で口座開設が完了したら、日本円を仮想通貨に換金します。
NFTゲームで使われる仮想通貨はイーサリアムから換金するので、ひとまずは『ETH』を購入しておくと良いでしょう。
入金する金額はプレイする予定のゲームの初期費用にもよりますが、最初はNFTゲームの感覚を掴む意味でも1,000円ほどETHに換金しておけば問題ないでしょう。
(もちろんもっと高額でも構いませんし、余ったETHは日本円に戻せます)
仮想通貨をウォレットに移動する
暗号資産取引所で購入した仮想通貨を、入手したウォレットに移動します。
取引所にある仮想通貨をウォレットに送金するのですが、ここで初めてお金の入った財布を手に入れたというイメージです。
以降NFTゲームで支払うお金や取引で得たお金は、このウォレット内に入ります。
そしてNFTゲームで溜まったお金を日本円にする際は、ウォレットから取引所に送金する、というイメージです。
NFTゲームにアカウント登録する
仮想通貨の用意ができたら、好きなNFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)にアカウントを作成してプレイします。
「何をプレイしたらいいか分からない!」「選び方がわからない!」という人は、当記事内の『初心者におすすめのNFTゲーム』の章で紹介していますのでゲーム選びの参考にしてみてください。
NFTゲームを始めるために必要なもの
NFTゲームを始める際、必要なものを解説します。
プレイ要件を満たしたPC・スマホ
NFTゲームは大体、PC、あるいはスマホアプリに対応しています。
当然のことながら、プレイ予定のブロックチェーンゲームに対応したデバイスがなければ遊ぶことができません。
特にPCの場合、NFTゲームによって対応OS(WindowsかIOSか)最低必要スペックなどのプレイ要件を満たしている必要があります。
事前にプレイ予定のNFTゲームタイトルの推奨動作環境で遊べるかどうか確認しておくようにしましょう。
顔写真付き身分証明書
顔写真付き身分証明書は、暗号資産取引所で口座開設の申し込みをする際に必要になります。
具体的には、本人確認時にスマホカメラで身分証明書を映します。
NFTゲームをこれから始める場合は、下記を参考に写真付き身分証明書を用意しておきましょう。
- 運転免許証(表面と裏面)
- パスポート(顔写真ページと住所記載ページ)
- 個人番号カード(表面のみ)
※通知カード(写真なし)は利用不可 - 在留カード(表面と裏面)
- 特別永住者証明書(表面と裏面)
- 運転経歴証明書(表面と裏面)
※交付年月日が2012年4月1日以降のもの - 住民基本台帳カード(表面と裏面)
初期費用(15,000円程度)
NFTゲームを始める場合は、アセット(アイテム)の購入に初期費用が必要となります。
タイトルによっては初期費用なしでも始めることができるNFTゲームも存在しますが、本格的に稼ごうと思うのならある程度の初期費用を用意しなくてはなりません。
15,000円程度の仮想通貨を購入しておけば、とりあえずは問題ないかと思います。
ただ、ご自身のプレイ予定のゲームの初期費用は最低いくらかかるのか?を確認し、予算を設定しておくことをおすすめします。
そもそもNFTゲームとは
NFTゲームとは、NFT(非代替性トークン)のブロックチェーン技術を用いたゲームです。
ブロックチェーンゲーム、Gamefiとも呼ばれます。
通常、改ざんやコピーが容易だったゲームのデジタルデータは、ブロックチェーンに所有者情報を書き込むことで、唯一無二のデータになります。
NFTゲーム内に登場するアイテムや土地、モンスターなどの所有物は資産としての価値をもつので、ユーザー同士で取引することで仮想通貨を得ることができます。
そしてNFTゲームで得た仮想通貨は日本円に換金可能なので、プレイしながら稼ぐことが可能というわけです。
具体的なNFTゲームの概要的なお話は『NFTゲームとは?』の記事で詳しく解説していますので、そちらも併せて参考にしてください。
初心者におすすめのNFTゲーム一覧
これからNFTゲームを始める初心者の方に向けて、人気かつ定番のNFTゲームタイトルをまとめました。
各ゲーム、大体どのくらいの初期費用が必要なのか?いくらぐらい稼げるのか?という基準もまとめていますので、ゲーム選びの参考にしてみてください。
- Axie Infinity(アクシー・インフィニティー)
- Sorare(ソラレ)
- CryptoSpells(クリプトスペルズ)
- The Sandbox(ザ・サンドボックス)
- STEPN(ステップン)
それぞれのNFTゲームを解説していきます。
Axie Infinity(アクシー・インフィニティー)
Axie Infinity | |
ゲームジャンル | 育成ゲーム |
初期費用 | 約3万円~ |
原資回収期間の目安 | 1ヵ月程度 |
仮想通貨銘柄 |
AXS(アクシー)
|
仮想通貨価格 |
1AXS = 2,531円(2022年5月時点)
|
対応デバイス | PC:Windows・MAC スマホ:Android |
公式サイト | https://axieinfinity.com/ |
Axie Infinity(アクシー・インフィニティー)はモンスターを育成し、戦闘させたり集めたりするゲームです。
ETHでアクシー(モンスター)を購入し、アドベンチャーモードやデイリークエストをクリアすることで決まった額のAXSを受け取れます。
また、アリーナで上位を獲得することでも順位に応じた報酬を得ることができます。
始めに3体のアクシーを購入して揃える必要があり、初期費用として3万円程度が必要です。
毎日アドベンチャーモードをこなしているだけで一ヵ月1~2万円は稼げるので、二か月程で原資回収ができる計算となります。
NFTゲームのなかでも比較的初期費用が少なく、原資回収も早めにできるので初心者にもおすすめです。
Sorare(ソラレ)
Sorare | |
ゲームジャンル |
トレーディングカードゲーム
|
初期費用 | 約10万円~ |
原資回収期間の目安 | – |
仮想通貨銘柄 |
ETH(イーサリアム)
|
仮想通貨価格 |
1ETH = 243,517円(2022年5月時点)
|
対応デバイス |
PC:Windows・MAC(ブラウザゲーム)
スマホ:iPhone・Android(ブラウザゲーム)
|
公式サイト |
Sorare(ソラレ)はサッカー選手をモチーフとした、NFTトレーディングカードゲームです。
Sorareの主な稼ぎ方の仕組みは、カードを揃えてリーグに参加し試合成績に応じた報酬が発生するというものです。
リーグに参加するためには、手持ちカードから5人の選手でチームを作る必要があります。
無課金でも遊べるNFTゲームですが、Sorareの最大の攻略法は初期投資的に強いカードを揃えることなので、本格的に稼ごうと思うと10万円前後が必要となります。
また、各カードのモデルになっているサッカー選手の試合成績に連動して価値が上下します。
安定した額を稼げるゲームではなく原資回収に時間がかかるかもしれませんが、サッカーファンの方ならその特徴も楽しめるでしょう。
CryptoSpells(クリプトスペルズ)
CryptoSpells | |
ゲームジャンル |
トレーディングカードゲーム
|
初期費用 | 約1万円~ |
原資回収期間の目安 | 3~4ヵ月 |
仮想通貨銘柄 |
MCHC(MCHコイン)
|
仮想通貨価格 |
1MCHC = 6円(2022年5月時点)
|
対応デバイス | PC:Windows・MAC(ブラウザゲーム) スマホ:iPhone・Android |
公式サイト |
CryptoSpells(クリプトスペルズ)は、NFT化されたカードで戦うトレーディングカードゲームです。
基本無料で通常のカードバトルを楽しむこともできますが、このNFTゲームの最大の特徴はオリジナルのカードを発行・取引できることです。
流通しているカードは、レア度に応じて発行枚数が定められているため希少性が確保されおり、発行したカードが人気になれば大金を稼ぐことも夢ではありません。
また本格的に稼ぐためには、レアカードの購入が必要になります。購入費に1万円程度かかり、これの原資回収に3~4か月程度要します。
ただ、CryptoSpellsは稼げるシステムが豊富です。安定して大きな利益を出せる可能性が多いのが魅力といえます。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)
The Sandbox | |
ゲームジャンル | サンドボックス |
初期費用 | 約15万円~ |
原資回収期間の目安 | – |
仮想通貨銘柄 |
SAND
|
仮想通貨価格 |
1SAND = 148円(2022年5月時点)
|
対応デバイス | PC:Windows |
公式サイト | https://www.sandbox.game/jp/ |
The Sandbox(ザ・サンドボックス)は、有名なサンドボックスゲーム、マインクラフトのような世界で遊べるNFTゲームです。
ゲーム内の土地(LAND)を不動産的に売買したりレンタルして利益を得るのがメインの稼ぎ方です。
ただし初期費用が高額で、土地を購入するためにかかる費用は15万円程度です。
決して安いとはいえないため、初心者にとっては敷居が高いといえます。
ただし、The SandboxのLANDは、数多くの大手企業のバックアップを受けていること、メタバース(仮想空間)の技術が注目されていることから非常に将来性が高いです。
The Sandboxは初期費用がかかるので参入障壁が高いですが、中長期的に見て稼げる可能性の高いNFTゲームといえます。
STEPN(ステップン)
STEPN | |
ゲームジャンル | 位置情報ゲーム |
初期費用 | 約15万円~ |
原資回収期間の目安 | 約1ヵ月半 |
仮想通貨銘柄 | GST(Green Satoshi Token) GMT |
仮想通貨価格 |
1GST = 289円(2022年5月時点)
1GMT = 131円(2022年5月時点)
|
対応デバイス | スマホ:iPhone・Android |
公式サイト | https://stepn.com/ |
STEPN(ステップン)は、実際歩いた距離に連動して仮想通貨が稼げる位置情報ゲームです。
初期費用の原資回収までが早く、結構がっつりと稼げてしまうと話題沸騰中です。
ゲームにがっつり長時間取り組むのが苦手な方や、普段の運動に取り入れたい人にはおすすめのNFTゲームといえるのでしょうか。
具体的には、移動速度に合わせたバーチャルのスニーカーを仮想通貨(SOL)で購入し、実際に歩いた距離に応じてGST、GMTのトークンを稼ぐことができます。
また、歩いて稼いだ額でスニーカーをアップグレードしたり、増やしたりなどして効率化させていくことも人気の理由です。
STEPNの初期費用は高いですが、その分しっかりと稼げるので原資回収期間も早いです。
また、歩いて稼ぐという性質上ライフスタイルに取り入れやすいため初心者にもおすすめです。
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